犬を家族として迎えることは多くの喜びをもたらしますが、同時に責任も伴います。
特に、留守番をさせる際には様々なリスクが伴うことを認識し、適切な対策を講じる必要があります。
犬が原因で火事が起こるケースは珍しくありません。
カーテンに引っかかったり、誤ってコンロのスイッチを入れてしまったりすることもあるのです。
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犬に留守番をさせるリスクとは?
留守番中の犬は、孤独や不安を感じることがあります。
これにより、いたずらや予期せぬ行動を引き起こすことがあります。
例えば、犬は好奇心旺盛で、家の中を探検することが好きです。
キッチンに容易に立ち入れるようになっている場合は、特に注意が必要です。
立ち上がった拍子にガスコンロの着火ダイヤル(つまみ・ボタン)を前足で押してしまって、火がつく可能性があるからです。
小型犬の場合は、届かなくても中型犬からは高さ的に届いてしまいます。
その他に、子犬の場合は歯の生え変え時期でムズムズしていろんな物を噛んでしまう時期でもあります。
その時に電源コードをか齧り、断線から火事になるということもあります。
そのため、火事になる原因に犬のサイズは関係ありません。
火事を防ぐためのペットケアのポイント
火事を防ぐためには、犬が触れる範囲内に危険になりそうな物を置かないことです。
お留守番時にゲージに入れるなどの対策も良いですが、長時間狭い場所に閉じ込めるのは個人的に好きではないので犬がキッチンに入らないようにゲートを設けてキッチン自体に入れないようにする方法をおすすめします。
電源コードは、家具と壁の間にうまく隠せる場合は隠し、それが無理な場合はケーブルモールなどを活用してコードを齧られないように対策しましょう。
また、歯の生え変え以外でなんでも噛んでしまう子は、ストレスが溜まっていたりエネルギーが有り余っている場合があるので十分に体を動かしてあげて日頃から発散できるようにしてあげましょう。
しつけは大切ですが、リスクヘッジをおこなえる飼い主が事前にできる対策をおこなうことがもっとも重要です。
安全なペットの留守番環境を作るために
犬が安全に留守番できる環境を作るためには、犬が自由に動き回れるスペースと入ってはいけないスペースを明確に区切ることです。
入ってはダメな場所はドアを閉めたり、ゲートをつけるなどして犬が勝手に入れないようにしましょう。
また、キッチンに食べ物を置いてしまうと犬は探してしまうので、留守番させる時には犬が興味を惹くものをキッチンに置かないようにも徹底しましょう。
まだ成犬ではなくやんちゃな時期は、好奇心も旺盛なので火事以外のリスクも高いです。
広さにゆとりのあるゲージに入れて留守番の練習をしましょう。
いたずらがひどい子でも、日々の生活を通して分別がつくようになるのでどんどん落ち着いてきます。
まとめ
犬の留守番は、飼い主の適切な準備と注意が必要です。
お留守番時の火事のリスクを減らすためには、犬が安全に過ごせる環境を整えることや、日々のケアを怠らないことが大切です。
ペットとの生活をより安全で快適なものにするために、これらのポイントを心がけましょう。
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