大型の猫と暮らすための部屋の特徴とは?

大型の猫と暮らすための部屋の特徴とは? 愛猫家の部屋
愛猫家の部屋

こんにちは、ペットに関する情報やコラムを多数執筆しているフリーライターの石川です。
今回は、大型の猫と暮らすための部屋の特徴についてお話しします。

大型の猫と暮らすというのは、一般的な猫とは違った魅力や楽しみがあります。
しかし、大型の猫はその名の通り、体が大きく、運動量や食事量も多いため、部屋の環境にも気を配る必要があります。
では、大型の猫と快適に暮らすためには、どんな部屋が適しているのでしょうか?

この記事は、海外で人気の大型の猫種と、それぞれに合った部屋の特徴をご紹介します。

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サバンナキャットにおすすめの部屋

サバンナキャットとは

サバンナキャットは、アフリカ原産の野生の猫であるサーバルキャットと、家庭で飼われている家猫を交配させて誕生したハイブリッド猫です。
小さな頭に大きな耳、斑点模様の美しい毛並み、長く細い脚など、サーバルキャットの特徴を受け継いでいます。
体重は10kg前後ですが、肩までの高さは60cm以上にもなる大型猫で、サーバルキャットの遺伝子の割合によってF1からF7までのレベルに分類されます。
日本ではまだ珍しい猫ですが、海外では高級感と希少性から「セレブ猫」として人気があります。

サバンナキャットに適した住環境

サバンナキャットを飼うには、経済的な余裕だけでなく、広く快適な住まいも必要です。
サバンナキャットは、自立心が強く自分の領域を主張する一方で、知能が高くて好奇心旺盛な性格で、水遊びやフェッチ(「取ってこい」という遊び)などの遊びを楽しみます。
そのため、庭付きの一戸建てが理想的ですが、マンションやアパートでもバルコニーなどにネットを張って安全に外気を感じられるように工夫しましょう。

また、2.5mもジャンプすることができるので、家の中でも高い場所に登れるようにキャットタワーなどを設置してあげると良いでしょう。
F1やF2などサーバルキャットの血が濃い子は爪や牙も鋭く、攻撃的になりやすいので、しつけには特に注意が必要です。

メインクーンにおすすめの部屋

メインクーンとは

メインクーンは、世界で最も大きな猫の一つで、体重は10kg以上になることもあります。
この猫種は、アメリカ北東部のメイン州で発祥したと言われており、厳しい自然環境に適応するために大きな体格や長い毛を持つようになりました。
また、農場でネズミ退治をする役割を担っていたことから、高い身体能力と狩猟本能を備えています。
メインクーンは、好奇心が強くて活発で遊び好きな性格で、人間や他の動物とも仲良くなれる社交的な猫です。

メインクーンに適した住環境

メインクーンは、自分の身体能力を存分に発揮できるような住環境が必要です。
そのためには、部屋が広くて天井が高いことが望ましいです。
広い部屋では、走り回ったり、ジャンプしたりすることができますし、高い天井では、キャットタワーや棚などに登ったり降りたりすることができます。
メインクーンは高いところが大好きなので、部屋に高さのある家具やオブジェを置いてあげると喜びます。
また、室内だけではなく、庭やバルコニーも自由に出入りできるようにしてあげると、メインクーンはさらに快適に暮らせるでしょう。

ただし、メインクーンと一緒に暮らす場合は、安全面にも注意が必要です。
高いところから落ちて怪我をしないように、キャットタワーや棚などはしっかり固定しておきましょう。
また、外に出てしまって危険にさらされないように、庭やバルコニーには柵や網などを設置しておきましょう。

ノルウェージャンフォレストキャットにおすすめの部屋

ノルウェージャンフォレストキャットとは

ノルウェージャンフォレストキャットは、北欧で自然発生した猫種で、厚く長い毛とふわふわの尾が魅力的です。
ノルウェーでは「森林の猫」という意味のスコグカットと呼ばれており、かつては半野生化していた時期があります。
そのため、木登りや狩りが大好きで、運動能力が高く活発な性格です。
しかし、人間に対してはとても優しく愛情深く、飼い主と一緒にいることを楽しみます。

ノルウェージャンフォレストキャットに適した住環境

ノルウェージャンフォレストキャットは大型種であり、メインクーンと同様に、広々とした空間と高さのある場所が必要です。
キャットタワーを設置する場合は、ノルウェージャンフォレストキャットの体重や大きさに耐えられるものを選びましょう。
天井まで届くような高さのあるキャットタワーが理想的ですが、その際には安定性や耐久性にも注意しましょう。
ぐらついたり倒れたりすると、ノルウェージャンフォレストキャットに怪我をさせてしまう可能性があります。
また、狭い部屋ではストレスを感じてしまうかもしれません。

マンションに住んでいる場合はバルコニーを利用することで、外の空気や日光を浴びさせてあげることができます。
戸建てに住んでいる場合は庭を遊び場として使うこともできます。
ただし、どちらの場合も落下事故や脱走事故を防ぐために、転落防止ネットや高さのある柵などの安全対策を必ず行ってください。

ラグドールにおすすめの部屋

ラグドールとは

ラグドールは、アメリカで生まれた比較的新しい猫種です。
がっしりとした体つきと大きな頭、顔や足に模様がある美しい毛並みが魅力の猫ですが、何より特徴的なのは抱っこされるとぐったりと力を抜くことです。
この姿がまるで「ぬいぐるみ」のようだということで、ラグドールという名前がつけられました。
ラグドールは、長い毛を持つ猫種なので寒さにも強く、性格はおだやかで人懐っこいです。
飼い主さんに甘えるのが大好きで、いつもそばにいます。

ラグドールに適した住環境

ラグドールはおだやかな性格ですが、好奇心旺盛で臆病ではありません。
高い場所に登るのも平気なので、マンションなどの高層階に住んでいる場合は窓やバルコニーから飛び出してしまう危険があります。
そこで、最も重要なことは脱走防止対策をすることです。
窓やバルコニーには柵やネットを設置し、ラグドールが通り抜けられないようにしましょう。
ラグドールは体がしなやかなので、網目の粗いものではすり抜けてしまう可能性があります。
細かい網目のものを選ぶようにしてください。

ラグドールは広々とした部屋や高さのある場所が好きです。
室内では、部屋間のドアを開けておくことでストレスを軽減できます。
自由に動き回れるようにしてあげましょう。

まとめ

猫好きの中でも、大型の猫と暮らすというのは憧れです。
しかし、大型の猫はそれぞれに個性や特徴があります。
特に、長毛種が多い大型の猫は暑さに弱い猫種が多いので室内の温度調整にも気を付けたいですよね。

大型の猫と生活をする上では、その猫に合った部屋を作ってあげることが大切です。
この記事では、海外で人気の大型の猫種の特徴とおすすめの部屋をご紹介しました。
大型でも、猫としての特徴は変わりません。
室内でも運動できる高さや広さを確保しつつ、落下事故を起こさない対策や、外に逃げ出さないための対策をとって大型の猫と仲良く、楽しいペットライフを送りましょう。

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